白執事の徒然なる日々


主にコンピュータ関係の記事を書いています。

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白執事☆

こんにちは、白執事です。
PC関係の記事を書いていきますので
よろしくお願いします。

Windows10 おすすめ初期設定 【備忘録】

Windows 7 / 8.1 は無料で Windows10 へアップグレード可能 【1年限定】

2015年7月29日に、Windows10の無償提供が開始されました。
無償期間は提供開始から1年間です。

アップグレード対象は Windows 7Windows 8.1 のみです。
Windows 8 の場合は、Windows 8.1 に無償アップグレードした上で Windows 10 にアップグレードできます。


おすすめ初期設定

(1) 通信量の抑制
(2) プライバシー設定
(3) 検索ボックスを小さくする
(4) デスクトップ・アイコンの間隔を狭くする
(5) 枠線を細くする
(6) 右クリックで Windows Defender のウイルスチェックを実行できるようにする
(7) 管理共有を無効にする


その他の設定

(1) Microsoft Compatibility Appraiser を無効化
(2) Windows Update の自動実行を無効化


通信量の抑制

Windows10では、Windows Updateやストアアプリ等が裏で通信しています。
タブレットなどのモバイル機器で通信量が増えると困る場合は、それを抑制できる方法があります。
ただし、アプリごとに個別で通信の設定をしなければいけない場合が多いので、ご注意下さい。

【設定画面を開く】
※Wi-Fiがオンになっていないと設定できない場合があります。


【詳細オプションを開く】


【スイッチをオンにする】



プライバシー設定

【設定画面を開く】


【プライバシー画面を開く】


【プライバシーを設定】
※この画面で位置情報、連絡先、カレンダーなどのプライバシー情報を細かく設定できます。



検索ボックスを小さくする

スタートボタンの隣にある検索ボックス
初期状態はあまりにも大きいので、小さくしようと思います。

【右クリック → 検索アイコンに変更】


【表示がこのようになれば成功】



デスクトップ・アイコンの間隔を狭くする (Windows 10 対応)

Windows10 のデスクトップでは、アイコンの間隔が広いため、1列に表示できるアイコンの数が少なくなっています。
ここでは、レジストリを操作してデスクトップアイコンの間隔を狭くしてみます。
【注意】
ここからの操作はレジストリを書き換えます。
レジストリを無闇に変更するとシステムが壊れる可能性があるため、
ここに書かれている箇所以外は絶対に変更しないで下さい。

【レジストリエディタを起動】


【レジストリの値を書き換え】
HKEY_CURRENT_USER¥Control Panel¥Desktop¥WindowMetrics を開く。
IconVerticalSpacing の値を -1125 にすると、縦方向の間隔が狭くなります。
IconSpacing の値を -1125 にすると、横方向の間隔が狭くなります。
※パソコンの場合はIconSpacingを変更する必要はないと思います。
  タブレット端末で画面が狭い場合は試してみて下さい。



枠線を細くする (Windows 8 / 8.1 / 10 対応)

【初期状態では枠線が太い】
Windows8 以降、ウィンドウの枠線が太くなっています。
それを下図のように細くするにはレジストリの値を変更します。


【レジストリの値を書き換え】
HKEY_CURRENT_USER¥Control Panel¥Desktop¥WindowMetrics を開く。
PaddedBorderWidth の値を 0 にすることで枠線を最も細くできます。



右クリックで Windows Defender のウイルスチェックを実行できるようにする (Windows 8 / 8.1 / 10 対応)

【目標】
Windows8以降、ファイルやフォルダを右クリックしても Windows Defender でウイルスチェックする項目が出てきません。
右クリックすることでウイルスチェックできるようにします。

【ファイルの右クリックメニューに項目を追加】
レジストリエディタを起動します。
HKEY_CLASSES_ROOT¥*¥shell を開いて右クリック、新しいキー WindowsDefender を作成します。


HKEY_CLASSES_ROOT¥*¥shell¥WindowsDefender を開いて、新しい文字列 MUIVerb を作成します。


MUIVerb の値を Windows Defender でスキャン にします。


同じ所に新しい文字列 Icon を作成し、値を "C:\Program Files\Windows Defender\EppManifest.dll",0 とします。


HKEY_CLASSES_ROOT¥*¥shell¥WindowsDefender を開いて、新しいキー Command を作成します。
(既定) の値を "C:\Program Files\Windows Defender\MpCmdRun.exe" -scan -scanType 3 -file %1 にします。


【フォルダの右クリックメニューに項目を追加】
レジストリエディタを起動します。
HKEY_CLASSES_ROOT¥folder¥shell を開いて右クリック、新しいキー WindowsDefender を作成します。
新しい文字列 Icon を作成し、値を "C:\Program Files\Windows Defender\EppManifest.dll",0 とします。
新しい文字列 MUIVerb を作成し、値を Windows Defender でスキャン とします。


HKEY_CLASSES_ROOT¥folder¥shell¥WindowsDefender を開いて、新しいキー Command を作成します。
(既定) の値を "C:\Program Files\Windows Defender\MpCmdRun.exe" -scan -scanType 3 -file %1 にします。




管理共有を無効にする (Windows 8 / 8.1 / 10 対応)

レジストリエディタを起動して、次の場所を開く。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Lanmanserver¥parameters

クライアント系Windowsの場合は DWORD値 として AutoShareWks を新規作成。
サーバー系Windowsの場合は DWORD値 として AutoShareServer を新規作成。

いずれの場合も、値を 0 にすることで管理共有を無効にできます。
逆に値を 1 にすると管理共有が有効になります。




Microsoft Compatibility Appraiser を無効化 (2018/1/21 追記)

Windows10 を起動すると compattelrunner.exe が自動的に実行されることがあります。
これは カスタマーエクスペリエンス向上プログラム に使われるプログラムの1つみたいです。

しかし、ディスクIOが頻繁に発生してシステムの動作に影響が出る場合があります。
このプログラムが必要ないなら、この機能を切ってしまいましょう。

タスクスケジューラ を開いて下記の場所を開きます。
タスクスケジューラライブラリ → Microsoft → Windows → Application Experience

Microsoft Compatibility Appraiser を右クリックして無効化します。



Windows Update の自動実行を無効化 (2018/1/21 追記)

Windows10 Home の場合、Windows Update が自動的に実行されてしまいます。
しかし、PCで作業中に Windows Update が実行されてしまうと困るので、手動実行に切り替えます。

Windowsボタン+X で電源オプションを開きます。


電源ボタンの動作の選択


現在利用可能でない設定を変更


高速スタートアップを無効にして、変更を保存 ※このように設定しないと Windows Update の無効化が反映されない事があるみたいです



Windows の管理ツールにある「サービス」を開く。
そして、Windows Update を手動に変更し、サービスも停止する。


再起動後、電源オプションから高速スタートアップを有効に戻して、変更を保存



Windows Update を手動で実行するには?
まず設定画面を開いて、更新とセキュリティをクリックします。


更新プログラムのチェックを実行すれば、Windows Update が始まります。



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カテゴリー:Windows | タグ:
コメント(0)トラックバック (0) | 2015年11月24日 (火)18時14分

XP と Windows7 のデュアルブートで…?

私は自分のパソコンに Windows XP と Windows7 を入れて、デュアルブートできるようにしています。
しかし、いざ起動してみると次のような画面が…




う~ん、何か違う…
早速ですが、下記3点を修正していこうと思います。

(1) ”以前のバージョンのWindows”と表示されている所を ”Windows XP” に変更したい。
(2) デフォルトで Windows XP が選択されるようにする。
(3) 自動的に起動されるまでの秒数を短くする。

結果としては、下図のようにしたいです。




あ、ちなみに私のパソコンは、下記の構成になってます。


では、デュアルブート画面の変更方法を解説します。



【1】コマンドプロンプトを起動します。




【2】Windows XP から Windows7 の BCDEDIT を起動して、現在の設定を確認します。



■現在の内容を確認

Windows ブート マネージャー


Windows レガシ OS ローダー


Windows ブート ローダー




【3】設定を変更する。
 a.デフォルトで Windows XP が選択されるようにする。
 b.自動的に起動されるまでの秒数を10秒にする。
 c.”以前のバージョンの W i n d o w s” → ”W i n d o w s X P P r o ( 3 2 b i t )” のように表示を変更する。



変更内容を確認する。



■変更内容確認

Windows ブート マネージャー


Windows レガシ OS ローダー


Windows ブート ローダー


※デフォルトで Windows XP が選択されるようにした為、Windows 7 の identifier が
  {default} から {ab88927d-c08b-11de-99d4-ca7a58ae57c1} に変更された。



【4】設定を変更する(Part2)
 a.”W i n d o w s 7” → ”W i n d o w s 7   P r o ( 3 2 b i t ) ” のように表示を変更する。


{ab88927d-c08b-11de-99d4-ca7a58ae57c1} に関しては、Windows ブート ローダーidentifier を参照

変更内容を確認する。



■変更内容確認

Windows ブート ローダー




【5】起動画面を確認
PCを再起動して、起動画面が下記のようになっていたら成功です。




【6】出典
このページを作るにあたって、下記のホームページを参考にさせて頂きました。

Windowsはどうやって起動するのか?(Vista編) - 本当に知っている?Windowsの基礎:ITpro
bcdeditでVista/Windows Server 2008のブートOSメニューを変更する- @IT
bcdeditでブート・メニューの表示順序やデフォルトを変更する - @IT

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コメント(0)トラックバック (0) | 2011年02月12日 (土)12時29分